リーズ、3人暮らし

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リーズ、3人暮らし

~2020年3月に、およそ2年の英国リーズ生活を終えて本帰国しました~

手づかみ食べを始めています ~離乳食後期~

今から2か月ほど前の、生後9か月になった頃から、離乳食を3回食に増やしました。
始めた頃はものすごく大変で…
ストックを作っても作ってもどんどん減る。
そして、食べる、遊ぶ、寝る、食べる、遊ぶ、寝る…を3回繰り返す日々。

離乳食の何が大変か、本を見ただけではわからないけれど、3回食になると、簡単に「おやき」とか「ロールサンド」というワードが出てくる。
慣れた頃に次のステップへ移行してまた模索するところから始まる。
あとは単純に、スプーンで1口ずつあげる行為に私がちょっと疲れてきたのもありました。離乳食始める前は食事介助を楽しみにしていたのに…。

で、なんとかやっているうちに見出した、我が家流の離乳食後期。

お粥を食べなかったので、9か月の頃は主食じゃがいもへ

10倍粥を作り始めた離乳食初期も、「なんて面倒、しかもシャバシャバしすぎ…」と思っていたのですが、それが7倍粥になってもたいして変わらなかった。レシピには「蓋をしてふっくら仕上げる」と書いてあるのに、ふっくら?したかな?という程度。粒感は残っているからかあまり好きではなさそうで、ブレンダーにかけてみたら、今度はほぼ糊の状態。ベトベト。
体をのけぞって、全身でイヤアピールしているので、もうお粥やめよう、ということになり、息子の主食は9か月を過ぎた頃からじゃがいもに。

Tefal マルチクッカーで、野菜はとりあえず蒸す

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イギリスに来て買った、Tefalの炊飯器が大活躍中。
スチーム用にかご(?)がついているので、ごはんを炊くときににんじんやパースニップ、ブロッコリー、じゃがいも、りんご…いろんな野菜を大量にスティック状に切って、一度にスチーム。これで格段に離乳食作りが楽になりました。
※写真はスチームし始めたばかりの頃。今は一面埋まるほど作っています。

「おなか空いた~」と泣いていても、とりあえず「はいはい、蒸し野菜から食べててね~」と前菜的に出して、その間に主食を温めたりと準備しています。
ちなみに、蒸し野菜のおかげで、下のごはんもほんのり甘く、美味しく炊きあがります。
蒸し野菜自体も美味しいので、大人も食べられます。

何でもつかみ食べにしたら、大人もちょっと楽に

3回食にした頃から、「自分で食べたい」欲が出てきたのか、自分でつかみ食べしないと怒ることが増えて、いっそのことスプーンであげるのをやめました。お皿に蒸したスティック野菜を並べ、コロッケの中身だけのような、潰したじゃがいもとひき肉を混ぜた形の定まっていないものを置くと、自分で勝手につまんで食べるように。
「大人と一緒に食べる」ということが今までできなかったけれど、手づかみ食べするようになってから、私も自分の食事を摂れるし、これはこれでよかった。床には使わない新聞紙や梱包用の紙を敷いてます。

お粥の時期は飛ばして、10か月から軟飯に

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10か月に入ったころから、さすがにじゃがいもばかり毎日毎日飽きるかなと思い、ごはんを再開。
もうお粥づくりはやめて、2合のお米に3合分の水と、お湯をかけたツナ、刻んだ野菜を入れて、炊き込み軟飯に。わかめやひじきも一緒に蒸してから、刻んで混ぜています。
軟飯なら手づかみできるのでよかった。
軟飯に混ぜる用のひき肉(ラムや牛など)は、週末に炒めてラップで棒状にまとめて冷凍保存。使うときに適当に折って使っています。

「おやき」は焼かない

つかみ食べ=おやきという発想があって、一度作ってみたもののなかなか難しい。
片栗粉が少なくてまとまらない、多すぎて粘る、おやきにしたはずなのにできあがってもまだ形が変わる、などなど、おやきを作る必要があるのか、おやきでないとだめなのか?
こんなに時間をかけたわりになんだかやるせない。
イギリスではそんなことはないはず。
というわけで、NHSの離乳食サイトのメニューを参考にしたら、スティックの蒸し野菜、蒸し鶏、トースト、などなど。おやきがすべてではないんだとわかりました。余裕が出来たらたまにおやき作ってもいいかな~くらいに考えておきます。


今はまだ、好き嫌いの時期にはなっていないのですが、1歳すぎるころにはきっと偏食する時期が始まると思うので、またイギリス式も参考にしつつ、のんびりやっていきます。