リーズ、3人暮らし

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リーズ、3人暮らし

~2020年3月に、およそ2年の英国リーズ生活を終えて本帰国しました~

家事代行サービスの進化

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「家事代行」というと、
年末の大掃除をお願いする清掃業者さんだったり、
お金に余裕がある人が頼むちょっと特別なもの、というイメージがあった。

でも、日本にいる頃に某番組で
伝説の家政婦”志麻さん”の手際のよい料理の様子をみて、
まずその早さと淡々とこなすかっこいい姿、おいしそうな料理に感動。

そして、家事をプロにお願いすることで、
仕事から帰って美味しい料理がストックされていることで家事の時短になるし、
依頼者の家庭の雰囲気までぐっと明るくなっていることにさらに感動。

自分の好きなことや仕事に専念しつつ、苦手だったり手が回らなかったりする家事を
プロにお願いすることは、とても合理的!と思うようになった。

そして冒頭のこの記事。
「タスカジ」事業を立ち上げた代表、和田さんのインタビュー。

この手の特集はけっこう好きで、ついつい気になってしまう。
「タスカジ」の他にも「CaSy(カジー)」「ショコラ」など、
最近ではいろいろな家事代行サービスがあるようで、
掃除、料理、ペットのお世話、チャイルドケアなど仕事内容も幅広い。
利用者とのマッチングシステムや、
会社によっては福利厚生に家事代行サービスが含まれているところもあったりと
どんどん使いやすくなってきているよう。

まさに、核家族とか共働き世帯のほうが多い現代だからこそ、
積極的に使っていいサービスだとと思う。
それに、子育てで疲れているお父さんやお母さん、
介護している家庭、
老々介護していて休めていない両親に子どもがこのサービスを用意したり薦めたりしたっていい。

「家事を人に頼むにしたらちょっと高い」と感じるかもしれないけれど
料理に関して言えば、外食やお惣菜を買ってきたりすればそこにもお金はかかるし、
それを数日分の作り置きやお弁当のおかずを作ってもらうことに替えるなら
「ちょっと贅沢」という意味では、外食や惣菜にしても同じかそれ以上な気がする。

仕事してたら家事する時間がない、子どもとずっと一緒で疲れてしまった、自分の時間がほしい、
という心の余裕がなくなるくらいなら、
そういう余裕をお金で買うのはありだろうなと思う。

今は専業主婦なので、私も一応家事をしている(ことにはなっている)。
でも掃除は、まめなタイプではないし、
夫に指摘されて気づくこともよくある。

料理するのは好きだけれど、手際はそれほどよくないし、作り置きも苦手。
そして、味見をするのをすっかり忘れていたりもして、
「あれ?ちょっと薄いかも」と思うこともよくある。

だから「3時間で15品作りました」とか、本当にすごい…!
そんなによくアイディア思いつくなとも思うし、
段取りも頭の中でできているんだろうなぁ。

このインタビュー記事の中にある、
「家族もありつつ、外部の人たちも家族のパートナーとして呼び入れて擬似家族みたいな 感じで、
家族をつくり上げていくという世界観」
という部分を読んで、なんだか新しい形の家事代行プロだなと。

日本に帰ったらまた仕事をしたいし、
夫も「苦手なことをあえてやる必要はない。使えるサービスは使ったらいい」という考え。
共働きになったら家事代行サービス、ぜひ使ってみたい。