コロナウイルスの影響①
イギリスにもコロナウイルスの影響がかなり来ています。
日本の方も、在英の方も、ほんとにお疲れ様です。
イギリスでは、この1週間で状況が大きく変わりました。
無事に旅行に行けたのが3月初め。
このころは、GP(かかりつけ医)からのSMSでの連絡では、14日以内に武漢など特定の地域から来た人の自主隔離、タイ・日本・台湾などから来た人で、症状ある人はNHS111に連絡してね、GPには直接来ないでね、とのことだった。
街も通常通り。
12日首相会見では、「封じ込め」から「delay」のフェーズへ。
手洗い(20秒、と言われているけれど実際20秒はとても長い)と症状のある人は1週間の自主隔離を。
感染ピークは10~14週間後くらいになるだろう、とのこと。
休校はいろんなデメリットの方が大きいのでしない。
その後、スーパーからトイレットペーパー、パスタ、洗剤などが少しずつなくなる。
以前行っていたESOLのクラスやプレイグループはしばらくお休みとの連絡。
今週に入り、16日首相会見では、不要不急の外出・旅行は控える、10人以上の集まりは控える、高齢者は自主隔離してね、というお知らせ。
20日からは学校も休校が始まる予定。
日々状況が変わっているし、英語で情報を得るのは苦労しますが、なんとかネットやBBCnewsで追っています。
イギリスのすごいと思うところは、
NHSが医療情報をまとめてくれている・GP登録しているとGPからSMSで連絡をくれる
テレビからの情報だけではなく、きちんと医療機関を通じて情報が来る。最初にGPからSMSが来たときはびっくりしたけれど、情報が錯そうしたりしなくていいしわかりやすい。
医療受診のときは、内科、小児科、…と科ごとのクリニックに行く必要がなく、まずGP受診。
なので、いかに患者が殺到しないようにするかの対策、スタッフへの配慮がされている印象。
それでも、各GPで細かい対応は決めていると思うので、本当に大変だと思う。
学校休校にしていない(その後、20日から休校の方針へ)
賛否両論あるかと思うけれど、共働きも多いし、両親が見れないとなると、リスクの高い祖父母がみる流れに行くのはまずい。
イギリスではとくに、「高齢者リスク高いから注意してね、外出も控えてね」と言われていて、高齢者を守りながらいかにゆっくり集団感染していくか、をポイントにしているんだと思う。
結局、20日から学校も休校になるけれど。
大学はオンライン授業導入
大学が閉鎖になったのはたしか今週はじめ。
リーズ大学はオンライン授業も始まっているそう(もちろんキャンセルになっている授業もある)
その切替えの速さ!先生たちの準備もあるけれど、もともとそういう体制ができていないとすぐに切り替えられないだろうから、大学レベルのIT環境すごい。
街全体を封鎖しているわけではないので、屋内マーケットはまだ活気がありましたが、日々の変化が急すぎて今はちょっとしんどいなぁ…。