リーズ、3人暮らし

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リーズ、3人暮らし

~2020年3月に、およそ2年の英国リーズ生活を終えて本帰国しました~

スリランカが恋しい

多民族国家のイギリスは、ありがたいことにスパイス関係が充実していて
タイやインドカレーもありますが、スリランカカレーがない…。

日本の友達が、旅行でちょうどスリランカに行っていたので
スリランカの話を教えてくれたのですが
スリランカカレーが本当に恋しい…。
1年半ほど前にスリランカに行ってきたばかりなのに、
しばらくするとまた行きたくなる病。

私が2年間住んでいたのは
青年海外協力隊のときに行っていた任地ポロンナルワ県の村。
稲作がさかんで、2耗作のため年に2回、青い稲が田んぼ一面に育った風景が絶景の地域です。

2年暮らした家族とその親戚、配属先の同僚、友人たち。
近所の人たち、大家さんの職場の人たち。
みんなが温かく迎えてくれて、なにげない日常を退屈と感じた日もあったけれど
今振り返れば、とても貴重で穏やかな時間でした。

朝や週末は、家の庭でミルクティーを飲んだり、
家のマンゴーを採って、チリと塩で味付けしておやつにしたり、
子供たちとバドミントンしたり、
川で水浴びしてみちゃったり、
なにより、アッカー(お姉さん=大家さんの奥さん)の作ってくれる美味しいカレーを食べたり、
きらびやかな生活でなくて、本当にのんびりとおしゃべりしながら過ごす時間が何よりの贅沢。
活動の時間も楽しかったけれど、
私を支えてくれたのは、大事なスリランカの家族やまわりの人達でした。
やっぱり自分にとって第2の故郷はスリランカなんだろうなぁ。

ポロス(まだ熟れてないジャックフルーツ)のカレー、また食べたい。
バトゥモジュ(ナスの素揚げの酸味がかったもの)も、
キリバット(ココナッツで炊いたごはん)とルヌミリッス(塩辛いチリ=キリバットと食べる)も。

あれ、もしかしてキリバットとルヌミリッスくらいなら作れるかな…。

最近は日本でもスリランカカレーが有名ですが
スリランカ人が作るお店がやっぱり美味しいと思います。
神奈川のシナモンガーデン、つくばのヘラディワカレー、水戸のコジコジ(ここはまだ行ったことない)、
日本に帰ったらぜひ行きたい。
ちなみに、いろんなおかずが乗っていて、混ぜて食べるスタイルですが
最初からお皿のおかずを全部ぐちゃぐちゃに混ぜることはしません。
「よく混ぜて食べてください」と言われても、
お皿の手前のところで、混ぜたいおかずを少しずつ持ってきて、
そこのスペースでごはんとおかずを混ぜて食べます。

あと、手を舐めたりはもちろんしません。
手についたご飯はパパっと振り払って落として食べます。

スリランカ人とごはんを食べたとき、
大人も子供も、とても器用に手で食べていて
ボロボロこぼす感じでもなく、
見事だな〜と感じたのを覚えています。


ちなみに、イギリス・スリランカの往復航空券を調べてみましたが
直行便は£800代~、1回乗り継ぎは£400代~。
フライト時間は直行便10時間30分、乗り継ぎはそれ以上…。
日本から直行便で行くよりも遠いとは…。
しかも、ヒースロー空港発なので、そもそもロンドン行くのに2時間以上かかるし、
コロンボから任地まではバス6時間はかかるので、
移動がしんどいことがネック。。

次は何年後に行けるだろう。
リーズに美味しいスリランカ料理屋さんが進出してくれたらいいのになぁ。