リーズ、3人暮らし

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リーズ、3人暮らし

~2020年3月に、およそ2年の英国リーズ生活を終えて本帰国しました~

炊き込みご飯と牛丼 ~臭み・灰汁の下処理~

食事ネタが続きます。

最近、中華系スーパーで初めてごぼうを購入。
これは£1.8(泥付き1本)だったので、日本と比べても少しだけ割高な程度。
そして、ごぼうを買ったらぜったい作ろうと思っていたのが炊き込みご飯。

鶏肉100g、にんじん1/2本(細切り)、ごぼう10㎝(ささがき)にして
冷凍しておいたマッシュルームも入れて、醤油、酒を入れて炊くだけ。
鶏肉は臭み取りのために、先にさっとお湯を回しかけています。
炊いている途中でごぼうの香りがしてきて癒される。
ごぼう、欲していたんだ私…。
そして、香りにつられて食欲もわいて、おかわりしてしまうほど。

翌日も、炊飯器のお釜は洗ったのに炊き込みごはんの香りが残っていて
ふたを開けるたび、なぜかそれだけで癒されている私…。

あまりのおいしさに、2日連続で炊き込みご飯を作りました。
そして、残ったごぼうはささがきにして冷凍庫に。
豚汁にいれるだけで、ぐっとうまみが増していたので、ごぼう偉大です。

べつの日には、とうとう牛丼にチャレンジ。
というのも、薄切り肉が売っていないので、
自分でせっせと薄切りにするしかなく、今まで敬遠していました。
今回はサイコロ状の冷凍ブロック牛肉を、せっせと薄切りにしてみました。

イギリスの冷凍牛肉はとくに臭みが気になり、ボルシチなどの煮こむ料理は
先に焼いておいたり、お湯で一度煮て灰汁をとったりしているのですが
今回の牛丼、台無しになっては困る!と思い、
薄切りにしたあと、お湯を2回かけ、鍋もしっかり洗い直し、いざ調理。

この下準備がよかったのか、灰汁もほとんど出ず、臭みもなく、
満足のいく牛丼ができました!
日本の薄切り牛肉納品ようなふわふわ感はなく
サイコロ状の牛肉の薄切りなのが残念なところ。
そして、脂身が少ないので、食感は少し違うけれど。
でも美味しくて美味しくて。
味付けはクックパッドのレシピに助けられました。
cookpad.com

すでにつくれぽ1万人超えています!すごい!
写真を撮ろうと思ったら、食欲に負けて食べてしまいました…。
牛丼の画像をみて癒されていた3か月目の自分に
「けっこう簡単に作れるよ」と教えてあげたい。

日本で作るよりひと手間かければ、そしてそのコツに慣れれば、
意外とうまくいくのかも。
ということに気づいた渡英6か月目。
とりあえず、灰汁の処理をマスター。

ちなみに、夫は日本食がどうしても食べたい!!という人ではなく
イギリスの食材やここでしか味わえないものを楽しもうよ、という人なので
炊き込みごはんと牛丼の感動に、多少の差はありました。
私も、そのときに食べたいものが美味しくできればそれで満足です。