リーズ、3人暮らし

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リーズ、3人暮らし

~2020年3月に、およそ2年の英国リーズ生活を終えて本帰国しました~

乳児連れのフィレンツェ旅行 〜観光編〜

 今回のフィレンツェ旅行は、私の家族ともイタリアで合流しました。イギリスからイタリアへは3時間程度と近いし、息子もみんなに会わせられるし、ちょうどいい機会でした。

 =目次=

 

観光した場所

アルフォルノの塔

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ドゥオーモや、そのとなりのジョットの鐘楼は階段が狭いしきつそうなので、アルフォルノの塔に登ることにしていた。

2日目の午前中、抱っこ紐で街を歩きつつアルフォルノの塔に到着。チケット売り場に15分ほど並び、いざチケットを買おうとしたら「赤ちゃんを抱っこ紐で塔に登ることはできない」と言われてしまった…。そんなに階段は狭くなさそうだし大丈夫だと思っていただけに残念。。

ミケランジェロ広場

塔に登ることを断念したので、そのまま川の反対側のミケランジェロ広場まで行くことに。

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途中、緩い階段があって、横にはスロープもあって…途中で休憩もできた。

ベビーカーでも行けたかな?と思ったら、最後に急な階段が!!これは抱っこ紐してない私でもキツかった。

 

 

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その分、広場からの眺めは最高。日本人がウェディングフォトを撮っていて、とても素敵な雰囲気でした。夕方は景色がいいらしいけれど、天気もよくなってきたので昼でもいい眺め。

帰りは川沿いの通りまで下ってバスに乗り、街中まで戻りました。

アカデミア美術館

ベビーカーで行けるようだったので、美術館へはベビーカーで。14時頃になっていたので、チケット売り場は長蛇の列。暑いし長時間待つのはつらいと思い、スタッフにどのくらい待つか聞こうとしたら、ベビーカーなので「priority」と言われ、列に並ばずチケット売り場に通してくれました!聞いてみるもんだなぁ。

アカデミア美術館のメインはダビデ像。せっかくだからいろんな角度で写真を撮っていたら、カメラのフォルダがダビデ像でいっぱいになっていました(笑)

ピサ日帰り旅

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急遽、両親&姉夫婦も一緒に行くことになったピサ。両親にとっては初めての孫との旅だし、姉夫婦、私たち夫婦も一緒というのは初めてで、こんなメンバーで行く旅はもうないかもしれないと思うと、貴重で楽しい思い出に。

10:30ごろにみんなで電車に乗り、ピサ中央駅で降りてぶらぶらとピサの斜塔方面へ。ランチして、ピサの斜塔でみんなで写真を撮って、私たち家族は夫が斜塔に登ったのでのんびり。両親・姉夫婦はその後フィレンツェへ。

ピサの斜塔の前の芝生広場は、他にも赤ちゃん連れがいて、私と息子もここでのんびりくつろいでいました。

乳児連れのフィレンツェ旅で考えたこと

どんな飲食店なら入れるのか 

「地元の人に人気の食堂」というお店は、さすがに混みそうなので入らなかったのですが、レストランも中央市場も、子どもにフレンドリーで、ベビーチェアを用意してくれたり、お客さんまでもが息子に話しかけてくれて(とくに女性に話しかけられるとニッコニコで、嬉しいやら将来が心配やら…)、それは本当に助かりました!

お店でわんわん泣かれると大変なので、夕方にホテルに戻って夕寝パターンでなんとかしのぎました。日中ベビーカーや抱っこ紐でも昼寝していたけれど、やっぱり静かな場所で夕寝させられたのはよかったのかも。

赤ちゃん連れで塔や美術館は行けるの?

ゆったりお散歩なら、昼間のミケランジェロの丘はおすすめです。フィレンツェらしい眺めを一望できたのはとてもよかったです。

アルフォルノの塔を含め階段を上る塔には登らなかった(登れなかった)けれど、美術館はベビーカーで行けそうだな、という印象。

とくに今回のように優先的に入れてもらえたり、チケット売り場の列に並んだのに結局入れない、ということがあると時間的にも赤ちゃんにも負担なので、赤ちゃんを連れて長時間で並ぶ前に、スタッフの人に一度聞いてみるのがいいかもしれません。

ベビーカーで行くべき?抱っこ紐にするべき?

街歩きは、石畳でベビーカーだとガタガタ、というところまでは想定内だったのですが、googleストリートビューであらかじめ見ていたよりも歩道は歩きづらい。歩道が狭いので、ベビーカーを押していると人とすれ違えないし、歩道にまでお店の看板や商品が並んでいたりすると、車道に降りなくてはならない。私にはとっても面倒に感じられて、「多少重くても抱っこ紐のほうが動きやすい」と思っていました。

それに、イギリスと比べると、ベビーカー連れより抱っこ紐のほうが多い印象。やっぱりベビーカーは小回り効かないなぁ。

が、夫に聞くと「ずっと抱っこしていないと行けないのは大変だから、ベビーカーでよかった」と。それを聞いて、あぁ同じ旅をしていても感じ方は人それぞれなんだな~と思い、一概には言えないなと思いました。

確かに、空港の待ち時間や美術館ではあったほうが楽だったし、全部抱っこ紐だったら腰痛がもっともっとやばいことになっていたかも。参考にならないでしょうが、結局は両方持ってきておいてよかったです。

思ったより少ない夜の自由時間

大人だけの旅だったら、夕食後はゆっくりお風呂に入って、空いた時間で地ビールでも飲みながら明日のスケジュールやお土産を調べて…なんてことをしていた。

それが、「ホテルに帰ったらまず息子をお風呂に入れて…」「おむつ替えて授乳して寝かしつけて、自分たちもお風呂に入って…」となんだかあわただしく、4泊同じホテルにいたのに、なぜか荷物はいっこうに整理できてないままだし、夜間も1~2回起きることを考えて早寝。明日観光する場所でお土産とか美味しいジェラート屋さん調べたいな~、なんてことができなかった…。風邪を引いていて自分の体力がなかったのもあるけれど。

 

子どもがいると、こういうところが変わってくるんだなと改めて感じました。ついつい、準備や調べものを後回しにしてしまう性格なので、事前準備大事。