リーズ、3人暮らし

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リーズ、3人暮らし

~2020年3月に、およそ2年の英国リーズ生活を終えて本帰国しました~

お食い初め

先週、生後100日を迎え、お食い初めをやりました。
もともとお食い初めはやらない方向でいいかなぁ、と思っていたけれど、やっぱりイギリスでできる範囲でやろうと思いなおし準備することに。
メニューは、お赤飯、鯛、酢の物、お煮しめ、梅干し、お吸い物。

お赤飯

お赤飯用のもち米(sticky rice)と乾燥小豆は中華食材店Taste The Orientで購入。
思いつきで行ってしまったので、もち米は英語でなんと言うのかわからず、店員さんに教えてもらいました。白梅hakubaiと書いた白いパッケージ。よく見たら「もち米」と日本語で書いてあった!£6.99/2.27kg。
小豆は水煮缶でもよかったけれど、お赤飯らしい色が出るかなと思い、乾燥小豆も購入。£1.45。

正直、鯛は面倒だし買えないかもしれないから、鮭(しかも切り身)でもいいかな、なんて思っていたけれど、下見で前日にマーケットに行ったら「pink bream」と書いた鯛がちゃんと売っていました。よしよし、と思って当日マーケットに行くと、今度は「Red snapper」と書いてある。でも見た目は前日に見た鯛にそっくり。そして£1/尾と激安だし、2人分で2尾買っていきました。鱗と内臓をとってもらいたかったけれど、もうすでに店員さんが袋に入れていたので言えず。安いからまあいいか。
鯛は、夫に鱗と内臓をとってもらい(魚を触るのは苦手)、尾びれに塩を付けてオーブンで30分ほど焼いてみた。
お祝いらしい飾りはなかったので、家の伸び放題の観葉植物の葉を添えて。
2尾焼いたけれど1尾で十分だったので、翌日残った1尾は鯛めしに。

酢の物

はじめは、紅白なますを作ろうと思っていたが、しなしなと細いものが多く、おいしそうな大根がマーケットになかった。季節ものではないから仕方ない。ラディッシュに変更。きゅうりとあえて酢の物に。よくタコもあわせて「多幸」と縁起をかつぐらしいけれど、タコはないのでラディッシュで色だけタコ風に。

お煮しめ

お正月にも作ったのでお煮しめは楽だろうと高をくくっていた。そうしたら、鶏肉とにんじんしか用意してなかったことに前日の夜に気づいた。お正月のときは、swede(かぶと大根を合わせたような味の根菜)とごぼうを入れたんだった。大根はラディッシュに変更してしまったので、とりあえずラディッシュを追加(笑)さすがにあと1種類くらいは根菜をほしいと思い、当日にマーケットで里芋を購入。ついでに冷凍しておいたグリーンピースも入れて。もはやなんでもあり。

お吸い物

縁起物ではまぐりを入れるお吸い物を用意することが多いそうだが、はまぐりはさすがに諦めた。代わりに、長寿を意味する縁起ものの海老(冷凍)をさっとゆでてお吸い物にした。日本からの差し入れでもらった「飲むお出汁」で簡単に。三つ葉はないので、斜めに細く切ったspring onionを入れて。

歯固め石

家のベランダに敷き詰められている石が、つるんと丸く歯固め石にちょうどよさそうだと前々から思っていたので夫に相談。却下されたらやめようと思っていたけれど、「よく洗えばいいんじゃない?」とのことだったので、よーく洗って使用しました。

というわけで、当日はなんだかんだバタバタしながらも、お食い初めの儀式無事終了。